かつてヨーロッパ部品はツーリストの憧れであった。
フロント・カンパニョロ、リヤ・サンプレックスのアンサンブルは故新田真志氏の定番であった。
性能や軽量化以前にそこには自転車美学に通じる何かがあった。
今のシマノは性能・軽量化が優先され自転車美学のかけらもない。
多少性能が悪くても、それを使いこなすのが趣味人であった。
自転車はどんどん電動化されてゆき、ディレイラーの必要性も薄くなるかも
しれない。AT化が進みMTが消えゆくのは車と同じか。
ディレイラーという自転車独特の変速機は多くのサイクリストに愛された。
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