自転車を作ると一言で言っても、いろんなパターンがあるが私の場合は次のような感じである。


①フレーム設計をする

②パーツを集める

③フレームをオーダーする

④ホイールを組み立てる

⑤フレーム完成

⑥部品を組み付ける(特にドロヨケは慎重に)

*①と②は同時進行でクランク長が決まってからフレーム設計に着手

私の特殊なスケルトンのフレームはどこでも作れるというわけではない。
フレームオーダーの打ち合わせはドキドキものである。特にロングリアセンターなため工夫を必要とする。
でもフレームから設計すると非常に楽しい。完成して乗った時、イメージ通りにできてるか確かめるのも楽しいものである。フレーム設計がなかったら楽しみは半減する。
フレームオーダーとはスケルトンオーダーである。特殊工作もある程度お願いする場合もあるが、フレームビルダーの不得意な工作はできるだけ避けるようにする。またオーダーする時はフレームビルダーと直接会って、設計の背景・目的を説明しておく。材料都合で勝手に設計変更されるのを防ぐためである。

自分で設計した自転車に乗るのはとても楽しい。イメージ通りの場合もあれば想定外の発見もある。
新ショートクランク理論はいよいよ量産化に向けて動き出す。