学生時代の夏休みと言ったら、キャンピング装備でのツーリングが定番でした。


北海道、東北、佐渡と南には全く興味のない旅でした。

今のように、コンビニや自販機もなく、携帯電話やインターネットもなかったので、現地の情報は現地調達または、旅人間の情報交換のみでした。だから、現在よりは冒険の旅で面白かった。


しかし、旅の醍醐味は現地の人たちとの交流に私は重点を置いていました。見ず知らずの方の家で一晩ご厄介のなるというのは、今では考えられませんが、1980年代はそういうおおらかな時代でした。

特に記憶に残っているのが、佐渡のイカ釣り漁船で一晩ご厄介になったことですね。夜の海を漁火の中を船で移動するというのはとてもロマンチックでした。釣りたてのイカに海水で研いで炊いたご飯の夕食は最高に美味しかった。その漁師さんとはしばらく交流が続きました。

北海道でも沢山の出会いがありました。旅人宿にYH。そして、見知らぬ人からのお誘い。自称大学の哲学の教授とは、「スナックでカラオケ2曲以上歌ったら今晩泊めてやる。」と言われ、酒をたらふくごちそうになり、カラオケも歌い放題でとても楽しいひと時でした。

そんな旅ばかりしていたせいでしょうか。ヤクザの宴会に誘われたり、ホームレスのおじさんから酒を勧められたりということが結構多かったんです。勿論、丁重にお断りしましたが、その時の私は一般人には見えなかったんでしょうね。

しかし、夏旅は社会人になってからは全くやらなくなりました。逆に冬の北海道の旅にのめりこんでいきました。
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現在は、夏は自転車のシーズンオフです。冬はごく最近までは活動時期だったのですが、今シーズンから冬季サイクリングは封印しました。これ以上続けると遭難するリスクが大きいと思ったからです。

今年の夏は新ショートクランク理論で設計した自転車の量産化の仕事で手一杯になるでしょう。
新ショートクランク理論はこれから特許申請をしながら、その全貌を一般に公開していくつもりでいます。競技用自転車以外のすべての自転車の設計方法が根底から変わります。E-BIKEの時代に、人力効率のいい、そして安全性に優れた自転車を世に送り出そうとしています。
当面は人力自転車のみの開発に集中しますが、そのあとに、超軽量電動アシスト車の開発が可能になります。10年後くらいには、当たり前のスタンダードな設計方法として定着するものと思われます。