ペダルに足を固定するのをやめてみた。
スポーツ車を始めて30年以上、全く疑問を持たず母指球ペダリングしていた。

フラットペダルにすると、登山靴や長靴でも乗れる。また、母指球ペダリングにこだわらなくていい。

ママチャリに乗ってる人をよく観察してみると 大半が土踏まずあたりでペダルを踏んでいることに気が付いた。


早速、実践してみることに。
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まず気が付いたのは、サドルを約20mm低くセッティングできる。これで足つき性は格段に向上した。
それから、ペダルは回すのではなく漕ぐのだということが分かった。所詮不可能であるペダルを丸く回せということから解放された。

また、重いギヤを踏めるようになった。というより、ケイデンスを上げられない。60rpmがいいところ。足首、ふくらはぎへの負担もなくなった。

さらに、今までよりアップライトポジションが取れること。ハンドル高さを20mmほど上げると調度よかった。フレームの設計次第ではこれだけハンドルを高くできる。
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自転車に乗るという行為自体のハードルがかなり下がったのである。

デメリットは速く走れないということ。しかし、平地で30km/h巡航は十分可能である。

ペダルに足を固定せず、サドル高さが低くなったことで「安心感」と「安全性」が格段にアップした。

足が地面に付かなくて不安な人には是非土踏まずペダリングをお勧めする。